秋吉台(秋芳洞(あきよしどう)) (山口県) 2011.10 |
Photo by K . Umezu |
日本三大カルスト※のひとつ、秋吉台(あきよしだい)。 ※他は福岡県・平尾台(編集up済み)、愛媛県高知県境・四国カルスト(未訪問) 秋吉台の地下に眠る秋芳洞(「あきよしどう」が正しい呼称)は、まさに「地下基地」か「地底帝国」といった趣きで、怪しさ全開! 自然の造形が好きなので、結構洞窟系もあちこち行きましたが、ここほど地下空間が広く大きい所はありませんでした。 一般人が行ける鍾乳洞のスケールとして、個人的にはナンバーワン!です。 (使用機材:Nikon D700/Nikon24-70mm F2.8 Nikon14-24mm F2.8) ※編集&up:2015年6月 |
地上の天気はいまひとつです。 石灰岩による羊群原です。 |
こんな感じで広がっています。 天気が良いと「羊」っぽく見えるのでしょうけど… |
バスツアーでしょうか。 石灰岩とカルスト台地を背景に記念撮影です。 |
さて、ここからが本番です。 秋芳洞へはエレベーターで降りていきます。 地底まで80m(=マンションなら26階ぐらい)ほど下ります。 |
降りたエレベーターホールからして、すでに怪しげ… 天井のシミも雰囲気出てるし、誰もいない机が妙に寒々しい… |
とりあえず案内板を見て進み方を決めます。 地図の右側から外に出るので、一旦左側を探検(まさにそんな気分がしてる!)してみます。 |
最初からこんなシーンに出くわす。 自然の造形に感心するより、何か出てきそうであたりを見渡してしまう… |
「黄金柱(こがねばしら)」と呼ばれる秋芳洞のシンボル。 |
石灰華柱といわれるもので、高さは15mほど。 本体もすごい造形だけど、天井の様子もすごすぎる。 |
個人的には地下の秘密基地に行くぞ、って感じです。 |
何と地下水脈が… 荒々しい岩の間を川が流れてます。 |
地底湖だぁ、とひとり騒ぎながら写真を撮ります。 (ちなみにほとんど人はいません…) |
「千町田」といわれるあたりでしょうか。 後に出てくる百枚皿のように整然とはしていませんが、それでも天井の荒々しさとは違い不思議な空間です。。 |
人もいない中で、ひとり写真を撮っていると、何だか本当に地底帝国に来てしまったようです。 |
水面に天井が映しだされて、とても幻想的。 |
「洞内富士」 直径5m程の石柱で、裾広がりの姿が富士山に似ていることから名づけられたものです。 |
「百枚皿」 地底のパムッカレか、イエローストーンか! まあそこまでスケールは大きくないでしょうが、これはこれでとても立派です。 |
なぜこのような形に成長していくのか。 本当に不思議です。 |
うす暗い中で見ていると、悠久の時と自然の偉大さを感じます。 |
出口に向かうと、最後に見えてくるのがこの巨岩群です。 |
こんな巨岩が、なぜ洞窟の中に存在するのか。 素朴な疑問を感じる。 |
岩の裂け目から出てきました。 今回の私にとっては出口ですが、ここから入ることもできます。 わずか2時間足らずでしたが、本当に不思議な「旅]でした。 |
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