藤城清治展 (光と影の生きる喜び展) (東京都 教文館ホール) 2018.09 |
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Photo by K.Umezu |
素晴らしい影絵の作品を見に行ってきました。 古くはTVの天気予報の背景(何だか物淋しい印象があります)や、 カルピス、そしてケロヨン… 藤城さんの作品は、いつも身近にあったように思います。 随分昔!(20年以上前?)に昇仙峡にある影絵美術館で 作品を見て感動した記憶がありますが、それ以来の展覧会です。 会場の中を何度も往復して見入ってしまいました。 このような作品を世の中に残せるというのは、本当に素晴らしい ことだと思います。(2020年現在96歳!) (使用機材:Nikon D800/Nikon 24-70mm F2..8) (編集&up:2020年12月) |
※影絵の性質上、反射で他の作品の写り込みがあります。 また、色合いが悪いように見える作品がありますが、 できるだけ実際の見た感じに近づけて補正しました。 |
銀座にある教文館では、毎年藤城さんの展覧会が開催されています。 (作品は全て撮影可でした) |
どうすればこんな繊細な線が出せるのでしょうか… |
水玉はカルピスにも多く使われていましたね。 |
一世を風靡したケロヨン。TV放映の内容は残念ながら覚えていません… |
「こびとはぼくの分身だ」「ぼくはこびとを通して夢を語る」 |
なぜ影絵でこんな作品ができるのか… 想像もつかない。 |
セミは他の作品でもあちこちに出てきます。 探し出すのもおもしろい楽しみです。 |
右上は朱鷺、左上は丹頂? |
大きな作品は、小さな写真ではその素晴らしさが伝わりません。 |
↑の作品の右上部分を撮影したものです。 とても細かくて繊細なことが分かります。 |
80歳を過ぎてから戦争をテーマにした作品を作り始めたそうです。 |
「みんなが自分の心の中に、一人のこびとをもつようになったら、 この世の中は、きっと愛と幸せでいっっぱいになるだろう」 |
絵本の作品もあります。 下の写真も「ぶどう酒びんのふしぎな旅」の表紙絵です。 |
きつねたちと曼珠沙華の赤がとても印象的な作品。 下半分は絵ではなく、本物の「水」です。 |
デンマークのお話の挿絵の作品。全てが輝いて見える一瞬。 |
「光と影」は、私が目指すひとつの表現法。 90歳を過ぎてもこんな作品を生み出すなんて…なんていう人だ。 |
(上部の模様は他の作品の写り込みです) |
「アッシジの聖フランシスコ」 完成まで21年って、一体… その執念とパワーは想像できない… |
↑の作品の左上部分を撮影したものです。 一人一人、一頭一頭、本当に細かい作業だと思います。 |
同様に左下の部分です。丁寧に丁寧に造りこまれています… |
「ひなぎく」という、ひばりとヒナギクの連作物語。 |
互いに焦がれる… だけど結末はとても悲しい物語でした。 (死を載せるのはいやなので3枚だけにします) |
天の岩屋戸(※)と八百万神の舞 (※宮崎の神話では岩屋戸となっています) |
「菊池の白龍まつり」は、熊本県菊池市の夏祭りで、 市の守護神となっている白龍を描いた作品です。 |
「ラ・ビ―コーヒー」 ラビ―は藤城さんの愛猫。 ここからは猫に関連する作品です。 |
目が大きいのは藤城作品の特徴のひとつ。 虫眼鏡でさらに大きくなった目はお気に入りらしい。 |
いいなあこたつ。にゃんこたちの性格がでてますね! |
いいなあ、子にゃんこ。 手の平にすっぽり入りそうだ… |
素晴らしい作品を見ることができました。 教文館の皆さまにも感謝です。ありがとうございました。 |
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