黒部峡谷(トロッコ電車) (富山県)  2011.07
        Photo by
 K . Umezu


黒部エリアで忘れてはいけないのが黒部峡谷・トロッコ電車。
山深い峡谷を半オープンのトロッコでワイルドに行く旅は、何ともダイナミックで楽しいものです。(この感覚は、大井川鐵道トロッコ列車と同じ!)
立山黒部アルペンルートのような華やかさ?はありませんが、じっくり静かな旅もいいものです。

                                             (使用機材:Nikon D700/Nikon 24-70mm F2.8、SIGMA 70-200mm F2.8)

                                                                             (編集&up:2015年8月)


黒部峡谷(欅平)へは、電鉄富山駅から富山地方鉄道に乗り宇奈月温泉駅まで約1時間40分、そこから黒部峡谷鉄道に乗り換えます。  



すれ違い電車を待ちます。 数分停まるのでホームに出ます。 のんびり旅です。



宇奈月温泉に付きました。 ここ(宇奈月駅)から黒部峡谷鉄道(トロッコ電車)に乗ります。



誰かに撮ってもらえば良かったかな…  いつも一人旅なので、自分の写真は「全く」ありません。       



駅のすぐ近くから3つ赤い橋が見えます。 手前左右は道路、奥の橋が黒部峡谷鉄道の鉄橋です。




引き込み線にトロッコ電車がありました。 手前の橋まで遊歩道があり、散策できるようになっています。



電気機関車はEDR20形です。 扇風機がやたらデカい!(車輌が小さい)



トロッコ車輌です。 屋根はありますが、ドアと窓(壁)がありませんので、雨が降るとアウトです。 (窓付きの普通のタイプの車輌もあります)



またいで乗り込みます。 全然人(乗客)がいません。 独占状態で出発です。 ここから終点の欅平までは約1時間20分です。



一番前の車輌だとこういう写真が撮れないので、2両目に乗りました。 赤い鉄橋を渡ります。



3つの赤い橋の、残り2つが眼下に見えます。



出発してすぐに現れるのが「宇奈月ダム」です。 ここにも赤い橋が架かっています。



一見お城のようなデザインは、ダムの管理施設です。 なかなか洒落てます。



サル専用の吊り橋です。 ダムにより森が水没しても対岸に渡れるように作られました。



左の橋はパイプラインのようです。



後曳橋です。 黒部峡谷鉄道で最も深い谷で、60mの高さに架かっています。



スノーシェッドも含めてトンネルは多いです。 ひとつ抜けるごとに山が深くなっていく感じです。



ダムも多いです。 ここは出平(だしだいら)駅の手前にある出平ダム。 ちょうど放流していました。



出平駅です。 ここで電車が入れ違いました。



出六峰(だしろっぽう)です。 六つの峰が競う合うように立ち並んでいます。 



水面に山が写ります。 静寂な空間です。



黒部川第二発電所です。 右端の険しい崖は「ねずみ返しの岩壁」と呼ばれています。



ショベルカーが川の中に置き去りにされていました。 台風とかで流されたのでしょうか? ちょっとおそろしいです。



ここは東鐘釣山です。 (釣鐘だよね…)  山すべてが石灰岩だそうです。



鐘釣駅です。 電車はここでスイッチバックします。



黒部万年雪  積もった雪が沢筋で雪崩を起こし、次のシーズンまでこのような形で残るそうです。



小屋平駅と小屋平ダムです。 標高531m。 次が終点の欅平駅です。



欅平に着きました。 ここは黒部川 河原展望台です。  足湯があって、誰でも自由に入れ(浸かれ)ます。



ここで2つの川が号燎しています。 右上に見える赤い橋は奥鐘橋です。



川の色が違っています。



展望台を離れ、欅平の景勝地のひとつ猿飛峡に向かいます。 猿の彫り物が愛らしいです。



何て事だ! ここまで来てそれはないだろっ! でも目の前に落ちている岩を見てあきらめました…



気を取り直して、猿飛峡とは反対側の奥鐘橋を渡ります。



こちらもなかなか脅してくれますね! 看板には「自己責任」の文字が!



山の奥まで入っていく勇気(も元気)もないので、少し散策して戻ります。



「人食い岩」です。



岩壁をえぐりとって作られています。 まさに人を飲み込もうとしているかのようです。



少し離れたところには、黒部川第三発電所があります。 発電所が見られるのもここが最後です。



眼下に河原展望台が見えます。 遠くに見える山には雪渓も見えています。



欅平の散策を終えて、再びトロッコ電車に乗りました。 天気が急に悪くなってきました。



出六峰(だしろっぽう)もガスに包まれてしまいました。



行きに見逃していた「仏石」です。(サルの吊り橋の近くにあります)  天然の岩で、湯治客や入山者の安全を祈念してくれています。



猿専用吊り橋も靄で見えにくくなってしまいました。



宇奈月ダムまで戻ってきました。 山はガスでほとんど見えません。



宇奈月駅に着き、最後に遊歩道を歩いていたら、トロッコ電車が出発していきました。 乗客は全部合わせても10人いません… 












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