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マツダミュージアム     (広島県) 2012.03
        Photo by
 K . Umezu


自動車メーカー・マツダの博物館、マツダミュージアムは、1日1回定員45名の予約制。
広島本社のロビーに集合し、バスでツアーのように回ります。 実車の展示は少ない(トヨタ、日産ほど車種はないのでまぁ当然ですが…)ですが、
驚いたのは、生産(組立)ラインが見学コースに含まれていること。 さらに一番驚いたのは、ラインを流れてくる(組み立てる)車が一台一台全て違うこと。
古い頭の私は、例えばデミオならデミオのラインがあって、同じ人が同じパーツを取り付けていると思っていました。
全然違う車が流れてきて、全然違う部品を取り付けている様は、まさに驚きでした。(ラインは一切撮影禁止なので、残念ですが画像はありません…)

                                                    (使用機材:Nikon D700/Nikon 24-70mm F2.8)

                                                                    (編集&up:2015年9月)


本社のロビーからバスに乗って、展示館にやってきました。



エントランスホールにはマツダの代表的な(歴史的な)車が展示されています。



ツアーガイド(?)さんの説明が始まりました。 説明を聞きながら、ゾロゾロと皆で移動していきます。



1935年  TCS型と呼ばれる三輪トラック(実態はバイクです…)です。 マツダのごく初期の生産車です。



タンクを挟んで座り、ハンドルを握る。 まさにバイクです。



隣に展示されていた三輪トラック。 説明版を撮り忘れ、調べてみたのですが生産時期等不明。 形からすると、前車より古いように思うのですが?



タンク(?)の上にミッションレバーがあります! ハンドルの形がスゴイですね。



1960年 R360クーペ。



1963年 キャロル。 600ccで4ドアです。



1964年 初期型ファミリア。 800ccです。



1967年 車好きならとても懐かしいコスモスポーツ(円盤コスモ)。 こんなに早くにロータリーを積んでいたのですね。



1967年 コスモスポーツと同じ年に販売された軽トラック。



1968年  ロータリーを積んだファミリア。当時としては高出力の100馬力!



1968年  ボンゴバン。 ヘッドライト周りの形が独特で、今でも覚えています。



1971年  T2000(三輪トラック)。 このオート三輪は良く見ました。ロングセラー車です。



当時の車のタイヤとしては、前輪が異様に太く見えましたが、良く横転してましたね…   



1971年  ロータリースポーツ全盛の幕開けです。 サバンナ(左)、カペラ(右) サバンナは後にRX-7として継承されていきます。



1975年 コスモ。 「真っ赤なコスモ」は流行でしたね。 友人も乗っていましたが、ロータリーの電気モーターのような加速に驚いたものです。



技術展示では、エンジンやシャシーも展示されている。 これは多分RX-7かRX-8。(今は展示していない) 



カースポーツファンにとって忘れられない1台がこの787B。 1991年のル・マン24時間レースで「総合優勝」を果たした。 ライブで見てて涙が出た。



その以前もその以降も、ル・マンで総合優勝を果たした日本のメーカーはない。 マツダただ1社だけ。



日本人ドライバーが一人もいなかったのは残念だけど、マツダの偉業ということには違いない。 ゴールの瞬間は本当に感激した。



搭載された4ローター700馬力のロータリーエンジン。












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