Photograph of this month 2010.09



立山黒部アルペンルート
ずっと昔から行きたかった所のひとつが、この立山黒部アルペンルート。
富山から長野(逆もありますが)に抜けるため、時間(日数)と費用が必要で、
なかなか気軽には行けませんでした。
(今回は富山から入り1日で長野に抜けましたが、行かれる方がいたら
ぜひ途中(室堂あたり)で1泊されることをおススメします)

また行くことがあれば、今度はライチョウに会いたい!

                                     (使用機材:Nikon D700/SIGMA24-70mm F2.8)


今回のスタートは直江津駅から。富山駅に向かいます。(早朝から2時間ちょっと…の電車旅です) 話は違いますが、いいなあ、このヘッドライト!  



都会ではこんな電車見ませんよね。妙に懐かしさがこみ上げてきます。



JR富山駅に隣接する電鉄富山駅で、富山地方鉄道(富山地鉄)に乗り換えです。 



この電車で立山駅まで行きます。 



ワンマンカーです。 無人駅で降りる時には、上の表示を見て運賃を運転士に払います。



立山駅につきました。 今度は立山ケーブルカーで美女平までいきます。 (まだまだ先が長いです…)



ケーブルカーの駅(ホーム)です。 急な階段を登っていき、階段の上で車輌が来るのを待ちます。



最初、何が来たかと思いました。 (前だけ見たら、まるで工事用車両!)



さすがに急坂。 (子供のように運転士の斜め後ろに立ってます/他の乗客はみんな座ってます…) 



トンネルだ〜トンネルだ〜、とひとり一人心の中で騒いでます。



すれ違いの線路が見えたと同時に、下りのケーブルカーのライトが見えてきました。



すれ違いもやっぱりこんな車輌です。 (多分前の車両に貨物が積めるようになっていると思う)



美女平の駅が見えましたが、最後は一段と急坂になってます。



美女平の駅前。バスがおもちゃに見えるほどの巨木が迎えてくれます。 (右奥に向かって遊歩道があり、美女平の森を散策できます)



あらかじめ時間を取っておいたので、写真を撮りに行きます。



あまり立ち寄る人がいないのか、コースが少し荒れてました。 こんな立派な巨木が見られるのに…



雨上がりなので、湿度が高い。木肌も濡れてます。



ガイドがいる訳でもないし、ガイドブックもない。何が現れるか全く分からないままただひとり歩く。



すると突然、「ドシン」(?)という感じで巨木が現れる。 



見てて(探してて)飽きない。 見つけだす(探し出す)楽しみを感じる。 



歴戦の勇士といった感じだよね。



時間を見ながら戻る検討をつける。だいたい1時間ぐらいあればそこそこ回れる。



どう撮ればいいんだ? 何を撮ればいいんだ? 巨木を前に、しばし思考が止まる。



結局誰とも出会わなかった。 この森を見ないで通り過ぎるなんて、本当にもったいない。



美女平からバスに乗り室堂に向かう。 途中日本一の落差(350m)を誇る「称名滝」(左側)を一瞬
望むことができる。(運転手さんがバスを一時停止して案内してくれた)
右側の滝は、雪解け時・豪雨時にしか現れない「ハンノキ滝」(この時は豪雨の後で、貴重な事らしい)



弥陀ヶ原のバス停はホテルの目の前。 次回はぜひ1泊して弥陀ヶ原を歩いてみたい。



室堂に着きましたが… 小雨+霧。 何も見えないし、寒い。



ミクリガ池もこの通り。



地獄谷めぐりをしてたら、雲の合間から青空がのぞいてきました。



でもすっきりとは晴れません。ずっと雲が垂れ込めています。  それにしても硫化水素のニオイがきつい。 黄色いのは噴出物です。




ぶくぶく噴き出してるし…



まるで火山。



ガスったと(上)思ったら、晴れる(下)。 



所々に温泉(?)が露出している。(もちろん入れないし近寄れない)



ここはお湯(だと思うが…)が水色。 なぜだ?



ミクリガ池まで戻ったら、水面とその少し上までは晴れていました。 でも残念ながら結局山の上までは晴れず…



ライチョウも見れなかったし…



でも、まあ来たかった所に来れたということで満足です。



室堂から大観峰までは、トロリーバスです。 (トロリーバス=電車と同じ方式で電気で走るバス/見えにくいですが、屋根の上に架線が通っています)



乗り場もそうですが、ず〜〜〜っとトンネルです。 前のバスのお尻しか見えません。  (席が後ろの方しか空いてなかった…こんな写真しか撮れない)



大観峰から、今度はロープウェイに乗って黒部平(黒部ダムのひとつ手前)に向かいます。



黒部湖が見えてきました。 やはりすっきりとは晴れていません…



黒部平駅から黒部ダムの一部が遠望できます。



黒部平駅から黒部湖駅は、またケーブルカーです。 どれだけ乗り換えればいいのか…



写真がゆがんでいるのではありません。こんな格好の車体なのです。



黒部湖駅につきました。 このケーブルカー、やっぱりつぶれた顔してる…



そしてとうとう最終目的地の黒部ダム(黒四)へ。 長かったなぁ… (直江津からここまで約8時間!)



大分雲も切れてきて、湖面がエメラルドグリーンに見えるようになりました。



昔からですが、高い所から下を見るのは苦手です。 下腹がキュッとなります。 



ダムを歩いて渡って黒部ダム駅(まだバスに乗らないと帰れない…)に向かいます。



こんな山奥にこんなもの作っちゃうんだから、人間の技術とはすごいものだ。



ダムの裏側です。残念ながら放水シーンは見れませんでした。 (上のアーチ部分を歩いて渡ってきました)



階段を降りた所からも展望できるようになっています。



立山黒部アルペンルートの旅もそろそろ終わり。 黒部ダムから扇沢まではトロリーバスで移動します。



扇沢駅(バス停)つきました。トロリーバスともお別れです。 (しかし、ここからJRまでは路線バス、
さらには電車と、旅はまだまだ続くのでした。 おしまい!)












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