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 Photograph of this month 2013.03




今月も盛りだくさんになりました!
(それでも追い付かない…)

早く「日本の風景」をスタートさせないと、ストックだらけになってしまう。

もっとも、あまり順調に進むとしたら、仕事がなくなったということ?
それもとても困る!




 明石海峡大橋 (神戸−淡路島)
 久しぶりに本州を離れた。(と言っても橋ひとつだけ…)
 人間って、すごいもの作るよなあ…と、ひとり感慨にふけってしまった。




 黒岩水仙郷 (兵庫県南あわじ市)
 一足先に春を感じたくて、淡路島の最遠部(?)まで行ってみた。
 幸いに天気は快晴。水仙の甘い香りが、山の斜面いっぱいに広がっていた。




 黒岩水仙郷(兵庫県南あわじ市)
 だけど風が強く、花々は少し冷たい風に翻弄されている。







 熊野古道・馬越峠の石畳 (三重県尾鷲市)
 熊野古道も、行きたくてなかなかいけなかった場所。三重県側と和歌山県側
 があるが、三重県側の名所のひとつが、この馬越峠。石畳の風格が時を感じ
 させる…




 熊野古道・馬越峠の石畳 (三重県尾鷲市)
 いったいどれだけの人が、この道を通って那智まで行ったのだろうか。
 佇んでいると、押し迫ってくる雰囲気に圧倒される。
 (和歌山県側にも行ったが、2011年の台風の傷跡がまだいたる所に残って
 いて、道路も何か所も寸断されている状態だった。災害の桁違いの力をまざ
 まざと見せつけられた)







 とこなめ招き猫通り (愛知県常滑市)
 以前からちょっと気になっていた常滑・焼物の町。小雪が舞う中(途中一時快晴)、駆け足で巡ってきた。
 「とこなめ招き猫通り」は、道路ののり面を利用したオープンエアギャラリー。全部で39もの作品が飾られている。




 とこなめ招き猫通り (愛知県常滑市)
 たぶん「寅さん」。でも首から下げているのは、お札(お守り)ではなく、カメラ?!




 とこなめ招き猫通り (愛知県常滑市)
 キミのヒトミはナニをウツす? (自分自身と向かい合うひと時)




 とこなめ招き猫通り (愛知県常滑市)
 おーっ、ポケモンで見た?




 とこなめ招き猫通り (愛知県常滑市)
 ポストの上にも作品が…。投函しに行くたびに、何か笑顔になるよね。




 やきもの散歩道 (愛知県常滑市)
 招き猫通りを過ぎると、焼物の町を巡る散歩道につながる。坂道をふうふう言い
 ながら登ると、ふとこんなシーンに出会う。




 やきもの散歩道 (愛知県常滑市)
 なんとも無造作?に土管が並んで壁を作っていた。でも重厚感はさすが!




 やきもの散歩道 (愛知県常滑市)
 一瞬「なんか無理してない?(=そこまでやる?)」って思ったけど、しばらく眺めていると、違和感がなくなってくる。
 (でも、もっとすごいのがあとから続々…)




 やきもの散歩道 (愛知県常滑市)
 とこなめでは、招き猫は鳥かごにいれるのが習わしだそうです。
 (うそです…)




 やきもの散歩道 (愛知県常滑市)
 入り組んだ通り道は、どこか下町情緒を感じさせる。




 やきもの散歩道 (愛知県常滑市)
 工房(窯元)の窓には、思い思いの作品が顔をのぞかせている。




 やきもの散歩道 (愛知県常滑市)
 これでもかっ、という感じ。(「土管坂」という)
 でも、ひとつひとつがみな違うので、見ててあきない。




 やきもの散歩道 (愛知県常滑市)
 瀧田屋という廻船問屋に向かう坂道。一転して落ち着きと風情を感じさせる。







 瓢湖 (新潟県阿賀野市)
 久々に瓢湖に白鳥を見に行ってきた。冬の時期はめったに晴れないのだが、日頃の行いが良いらしく??、雲はあるものの
 青空も見えていた。  最初の1枚は、うーん見事なシンクロ。




 瓢湖 (新潟県阿賀野市)
 トビが獲物を狙って姿を現す。運がいいと、魚に向かってダイブするシーンが目撃できる。 




 瓢湖 (新潟県阿賀野市)
 正面から見ると、愛らしいというか、丸いというか、デブというか…!




 瓢湖 (新潟県阿賀野市)
 実は、こんな感じで山が見える天気は、地元の人でもない限りめったに遭遇できません。




 瓢湖近くにて (新潟県阿賀野市近辺)
 こういう写真がずっと撮りたくて、瓢湖に何度も行ってた。きまぐれな天気に感謝。そして行こうと思った自分を褒めよう。
 北帰行も、もうすぐだ。







 マイルドセブンの丘 (北海道 美瑛町)
 この丘を知っている人は、私に近い年代の方ですよね? 北海道・美瑛といったら、「パッチワークの路」。
 10年ぶりに足を運んでみました。




 セブンスターの木 (北海道 美瑛町)
 雪の壁でターンもできない道を、スタックしそうになりながら走りました。当然誰ひとりいません…
 でも、当時はこんな所(もちろん夏!)に来ることが、旅の目的のひとつだったんだよね。
 葉はないし、マイナス10度の世界だったけど、木は変わらず存在していて自分を迎えてくれた…。
 







旭山動物園への想い

10年程前に、すぐ目の前まで行きながら時間がなくて入れなかった動物園。それ以降、生態展示の方法等でどんどん有名に
なっていくのを、ずっと見続けていた。
「ペンギン空を飛ぶ」も何度も見たし、その後あちこちの動物園で形態展示から生態展示への移り変わるさまも見てきた。
そして、これがきっかけとなって、全国の動物園に足を運ぶようにもなった。旭山は、私にとって野毛山動物園や上野動物園
と同じぐらい根源にある動物園です。
今回幸せにも行くことができました。これはいつも仕事でお世話になっている方々のおかげです。感謝します。


 旭山動物園 (北海道旭川市)
 冬の風物詩となったペンギンの散歩。
 今では散歩が楽しいらしく、時間になるとペンギンたちはゲートの前で順序良く並んで待っているほど。




 旭山動物園 (北海道旭川市)
 トボガン! (ヘイ、ポーズ!)

 雪が少ないと、ちゃんと(中には勝手な行動のヤツもいるけど…)歩いて行進するが、雪が深いと「トボガン」といって雪の上
 (本当は氷上)を滑る行動が見られることがある。
 今回は雪が多かったためか、何羽もトボガンをみせてくれて、ギャラリーの歓声をさそってた。




 旭山動物園 (北海道旭川市)
 トボガン! (目が怖いよ目が!)




 旭山動物園 (北海道旭川市)
 トボガン! (叫び!)




 旭山動物園 (北海道旭川市)
 散歩の主役は、エンペラーペンギン(皇帝ペンギン)たち。




 旭山動物園 (北海道旭川市)
 シロフクロウ。他とは違い、日中に狩りをする種族。
 それにしてもこの笑顔はたまりません。今年一年みんなが幸せでありますように。




 旭山動物園 (北海道旭川市)
 オオワシ。
 このオオワシは写真撮られるのが大好きみたい。いつまでもポーズとってくれる。




 旭山動物園 (北海道旭川市)
 エゾタヌキ。
 「おまえオレの気持ちが分かるか」と聞かれた。(と思う)




 旭山動物園 (北海道旭川市)
 エゾヒグマ。
 「あたしはここにいたいんじゃない」と言われた。(と思う)







 紋別港 (北海道紋別市)
 流氷が来ると、漁は休業。低い太陽が、鈍く港を照らす。




 日の出岬 (北海道紋別市)
 薄い流氷が、風に押し流されて接岸する。




 日の出岬 (北海道紋別市)
 直接風が吹き込まない入り江は、流氷も少ない。




 オホーツクラインのキタキツネ (位置不明)
 つがいのキタキツネを発見。遠すぎて最初は気づかれずにいたが、すぐに気づかれてしまった。
 その後は、ずっとこちらを気にしていたし、刺すような風だったので、早々に退散した。




 猿仏の流氷 (北海道 猿払村)
 流氷のスケールがとんでもない。紋別あたりでは「薄氷」というイメージだったのは、こちらでは大きな氷の塊り。
 ガンガン岸に押し寄せてきて、浜にも氷のオブジェができている。




 猿仏の流氷 (北海道 猿払村)
 氷の大きさが段違い。風がものすごく体感は−20度ぐらい。動けなくなったり、海に落ちたら間違いなく死ぬ。




 凍てつくテトラポッド (北海道 宗谷村)
 まるで樹氷と同じ。荒れた海のしぶきが、凍てつく風でテトラポッドを凍り付かせ、見たことのないオブジェに育てる。
 どの海沿いを走っていても、こんなシーンはなかった。




 抜海港のアザラシ (北海道 抜海村)
 ここでは、時期とタイミングによるが、野生のアザラシを見ることができると聞いて、朝一番ででかけた。
 抜海港の一番奥のエリアが観察場所になっていて、対岸の防波堤にアザラシが集う。




 抜海港のアザラシ (北海道 抜海村)
 なかなか海の中に姿を現してくれない…。ブロックの裏のわずかなスペースに身を隠し風を避けながら、チラチラ海面を
 うかがって過ごす。やっとゴマちゃん2頭が顔を出してくれた。やっぱりオレは、アウトドア(フィールド)なんだよなあ。




 サロベツ原野 (北海道天塩郡)
 大平原が今回の北海道の旅の締めくくり。 気分爽快だ。


 すごい地吹雪にもあったし、車が雪にはまったりもした(結局助けてもらった…)。
 途中、ある人からは、「なめてると死んじゃうぞ」とも言われた。全部単独行だし、そう思われても仕方ないかもしれない。
 だけど自分だって、途中で終わってしまうことはやりきれないから、考えて計画しているし、注意して行動してる。
 でも凍った海岸に降りていかなければ本当の流氷がどんなかは分からないし、雪をラッセルして行ったからキタキツネに
 会えた。そして−20℃の岸壁に身を潜めなければ野生のゴマフアザラシにも会えなかった…。

 だから、旅はやめられないんだ。(感謝は忘れずに…)







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