贅沢な床 vol.10 出展作品

紀行写真家　梅津基世人
Travelogue Photographer　Kiyoto Umezu

　　贅沢な床vol.10 　出展作品のご紹介

1991年に初めて開催された「贅沢な床」も、今回が10回目。
私は第6回から参加させていただいており今回が5回目になります。
前回に引き続き今回もテーマは「Eyes」です。

「Eyes」は、およそ6年かけて全国の動物園を巡った際の、自身の記録でもあり彼ら彼女らと交わした視線の記憶でもあります。

　「冷視線」アムールトラ　（栃木県　宇都宮動物園）その視線、冷やかな殺意。

「至福」オタリア　（北海道　釧路市動物園）愛しい者と。穏やかで楽しい夢のひととき。

「你好！」ジャイアントパンダ　（和歌山県アドベンチャーワールド）ウインクしてニーハオ！毛づくろい？してもらってゴキゲン。

「ホーホッホ」アジアゾウ（群馬県桐生が岡動物園）サクラが咲いた穏やかな春の一日。今は亡きイズミの笑顔。

「哀愁」シロサイ（Khao Kheow Open Zoo , Thailand）だけど、心はここにない。

「見つめる」ヒロハシサギ　（千葉県　千葉市動物公園）檻越しの空、澄んだ目が語るのは「孤独」そして「孤高」。

「郷愁」エゾヒグマ（北海道旭山動物園）雪が舞う空の向こう、見つめているのは何だろう…

「熱視線」アムールトラ　（山口県　周南市徳山動物園）熱い視線に射すくめられた瞬間。

「ある日の肖像」シシチメンチョウ（長野県須坂市動物園）